薬学部のCBT試験に落ちる人の特徴とは?有効な勉強方法を紹介

薬学部の学生にとって、4年次に行われるCBT試験は避けては通れない大切なものです。CBT試験に合格しなければ、5年次の実務実習に参加できないため「落ちたらどうしよう」と不安に感じる人も多いでしょう。本記事では、CBT試験に落ちてしまう人の特徴と、合格するための勉強方法について解説します。CBT試験を控えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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薬学部の「CBT」とは
薬学部の「CBT(Computer Based Testing)」は、薬学共用試験の1つで、4年次に行われるものです。5年次の実務実習の前に、薬学生の知識や態度が一定の基準に達しているかを確認するために行われます。出題範囲は薬学全般にわたり、310問の選択肢問題がコンピューターで出題されます。基礎的な知識を身につけていれば合格できるといわれていますが、出題範囲が広いため油断は禁物です。
CBT試験に落ちる人の特徴
CBT試験の合格率は96%前後と高い傾向にありますが、なかには落ちてしまう人もいます。試験に落ちてしまう人には、以下のような特徴がみられます。
- 学習計画が不十分
- 教科書や参考書を活用していない
- 苦手分野をそのままにしている
- 試験当日のシミュレーションが不十分
学習計画が不十分
CBT試験は出題範囲が広いため、学習計画が不十分だとすべての範囲を補えない可能性があります。また、ただ暗記するだけでは理解が浅くなり、本番で誤答となる可能性もあります。1年次で学んだ項目からも出題されるので、計画性をもって準備することが大切です。
教科書や参考書を活用していない
過去問題や問題集ばかりに取り組み、教科書や参考書を活用しない人も注意が必要です。CBT試験では基礎知識の理解を重視しているため、問題集を暗記するだけでは対応できない場合もあります。
苦手分野をそのままにしている
CBT試験では、物理や化学、薬学臨床などさまざまな分野からバランスよく出題されます。苦手な分野をそのままにしている人は、得点が伸びにくくなってしまいます。
試験当日のシミュレーションが不十分
CBT試験は紙媒体ではなく、コンピューターを用いた試験形式です。事前にPCを使ってシミュレーションをしておかないと、操作方法に戸惑ったり時間配分を誤ったりしてしまうおそれがあります。
CBT試験に落ちないための勉強方法
CBT試験に合格するための効果的な勉強方法を3つ紹介します。
- 学習計画を立てる
- 教科書や参考書を活用する
- 体験受験を利用する
学習計画を立てる
まずは、試験日から逆算して学習計画を立てることが大切です。試験の範囲が広いため、4年次の春頃から学習を始めると余裕をもって進められます。4年次の春から始めた場合のスケジュール例を紹介します。
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時期 |
勉強範囲とポイント |
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4月~5月 |
ゾーン1を中心に、参考書や教科書で復習し、苦手科目を把握する。 |
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6月~8月 |
ゾーン2を中心に学習を進める。7月~9月に実施される体験受験を利用し、出題形式に慣れる。 |
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9月~10月 |
ゾーン3を中心に、過去問題の繰り返しや模擬試験の復習をし、苦手な分野を補強する。 |
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11月~試験直前 |
全範囲の暗記項目を確認し、繰り返し問題を解いて定着させる。 |
教科書や参考書を活用する
教科書や参考書を活用し、基本的な内容の確認と知識の整理を行いましょう。問題集で分からなかった問題は教科書や参考書を使って復習し、着実に理解を深めていくことが大切です。インプットとアウトプットを繰り返し、分からない問題を確実になくしていくように進めましょう。
体験受験を利用する
CBT試験では、試験が行われる年の7月から9月に体験受験を利用できます。本番と同じPC形式、同じ問題数で行われるため、本番の試験のシミュレーションとして最適です。さらに、分野ごとの得点がフィードバックされるので、自分の弱点を把握するのに役立ちます。本番前には必ず利用し、試験に備えましょう。
CBT試験に落ちないために事前の対策を行いましょう
CBT試験は出題範囲が広いものの、基礎知識を確実に身に付ければ十分に合格できます。しかし、計画を立てずに勉強したり、苦手分野をそのままにしたりしていると、落ちてしまうおそれもあります。早めに学習計画を立て、教科書や参考書、体験受験を活用しながら準備を進めましょう。
