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薬剤師国家試験【衛生】徹底攻略ガイド

#勉強法#国試徹底攻略ガイド#成績向上#模試#薬剤師国家試験

第111回薬剤師国家試験の傾向と、メディセレ自己採点システムの結果をもとに、第112回で衛生の得点を伸ばすための対策をまとめました。

衛生は範囲が広い一方で、過去問ベースの出題が多く、対策の積み上げが得点に直結しやすい科目です。
その一方で、近年は図・グラフ・構造式の読み取りや、計算式を覚えていることを前提とした問題も増えています。
この記事では、第111回の出題傾向をふまえて、第112回に向けた勉強方針を整理していきます。

この記事を読むための時間:5分


第111回薬剤師国家試験 衛生の平均点

メディセレ自己採点システム(2026年3月25日時点)による平均点は以下の通りです。

必須問題(10問)一般:理論問題(20問)一般:実践問題(10問)
8.5点11.8点6.9点

第111回、どんな問題が出たの?

出題構成

必須問題は健康分野5問・環境分野5問、理論問題は健康分野9問・環境分野11問、実践問題は健康分野5問・環境分野5問の構成でした。

必須問題・一般:理論問題

必須問題・理論問題ともに過去問をベースにした出題が多く、全体的に難易度は前回より易しい傾向でした。
過去問の知識をしっかり定着させた受験生ほど、高得点を取りやすい回だったといえます。

理論問題では、表やグラフを使用した問題が前回より増加しています。
問122・124・126・138では、問題文中の図や表を正確に読み取り、考えて解答を導く力が問われました。

また、構造式での出題も例年より多く見られましたが、問129〜131はいずれも過去問で既出の内容でした。

一般:実践問題

実践問題では、計算問題が5題出題されました。
既出内容の問題である硬度・過マンガン酸カリウム消費量・換気回数は、過去問を学習していれば正答できるレベルでした。

一方で、暑さ指数の計算(問244)は、計算式を暗記していないと解答できない形式に変化していました。
また、オッズ比の計算(問226)では、表から必要なデータを読み取る力が必要で、過去問から一歩踏み込んだ内容となっていました。

注目ポイント

実践問題の実務パートでも、衛生分野の内容が幅広く出題されています。

  • 感染症(問227)
  • 特定保健用食品(問230)
  • 解毒薬(問234)
  • 学校環境衛生基準(問242)

このように、衛生の知識を実際の薬剤師業務と結びつけて理解しておくことが重要です。

出題の3つの特徴

1. 図・グラフ・構造式を読み取る問題が増加

表やグラフから情報を読み取り、考えて解答する問題や、構造式から化合物を判別する問題が増加傾向にあります。
知識を暗記するだけでなく、図を正確に読み取る練習が必要です。

2. 計算問題は「式を覚えている」前提に変化

これまでは計算式が問題文中に与えられていた問題でも、暑さ指数(問244)では式の暗記が必要な出題に変化していました。
既出の計算問題の式は、すべて覚えておく必要があります。

3. 実務問題でも衛生の知識が問われる

感染症・食品・環境衛生など、実務パートにも衛生分野の内容が出題されています。
衛生の知識を、実際の薬剤師業務と結びつけて理解しておくことが重要です。

合格点を超えるための勉強戦略

① 過去問を徹底的に理解する

全体的に過去問ベースの出題が多いため、まずは過去問の理解を徹底することが重要です。
単に答えを覚えるのではなく、なぜその答えになるのかを理解することで、言い回しが変わっても対応できる力がつきます。

② 計算問題の式はすべて暗記する

硬度・過マンガン酸カリウム消費量・換気回数・暑さ指数・オッズ比など、既出の計算問題の式は確実に覚えておきましょう。
式を与えられなくても解答できるレベルを目指すことが大切です。

③ 構造式は「特徴的な構造」で覚える

構造式を丸ごと暗記するのではなく、化合物ごとの特徴的な部分構造を押さえることが重要です。
過去に複数回出題されている化学物質は、優先的に対策しておきましょう。

④ 科目横断の学習を意識する

ビタミン・栄養素は生物との関連が深く、構造・生体内での役割・過剰症や欠乏症・摂取基準など、科目をまたいで出題されることがあります。
つながりを意識した学習が、得点アップに直結します。

注意したいポイント

衛生の計算問題は、式を覚えていれば確実に得点しやすい分野です。

難問というより、準備しているかどうかで差がつく問題が多いため、計算が苦手な受験生ほど、まずは式の暗記から始めるのがおすすめです。

いつ・何を勉強する?

衛生は範囲が広い一方で、過去問ベースの出題が多いため、早めに着手して過去問を繰り返すことが得点への近道です。

〜10月末

  • 健康分野・環境分野それぞれの基礎知識を参考書で整理する
  • ビタミン・栄養素は、生物とのつながりも意識しながら学習する
  • 一般的な文章での正誤問題の過去問を解き、アウトプットも並行して知識の定着を図る

11月

  • 過去問演習を本格化する(直近5年分以上)
  • 計算問題の式を一覧化して暗記を始める
  • 構造式の特徴的な部分を整理する

12月〜1月

  • 図・グラフ・表の読み取り問題を重点的に練習する
  • 計算問題は、式なしで解けるまで繰り返す
  • 衛生とセットで出題された実務の過去問を解き、実務とのつながりも意識した演習を取り入れる

直前期

  • 計算式・頻出構造式の最終確認
  • 弱点分野の重点復習
  • 受験した模擬試験を活用して、新傾向や時事問題も再確認しておく

今日からできる3つのアクション

  1. 過去問の計算問題をピックアップし、使われている計算式を一覧にまとめてみる
  2. 直近5年分の過去問から構造式の出題をリストアップし、特徴的な部分構造を整理する
  3. 直近の過去問を1題解き、「なぜその答えか」を声に出して説明してみる

まとめ

衛生は、過去問対策を丁寧に積み上げれば、確実に得点できる科目です。
文章での正誤問題の演習はもちろん、計算・構造・図の読み取りの3点を意識して、第112回の得点源にしていきましょう。

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